★豊饒の女神フレイヤとイルカ/クリスチャン9世 ハートマーク★
1900年 デンマーク 10クローネ金貨 MS64（NGC,PCGSアンテイークコイン投資）

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≫ 商品スペック

・発行国：デンマーク（Denmark）
・発行年：1900年
・額面：10クローネ（Kroner）
・材質：金（Gold）
・品位：0.900
・重量：約4.4803g
・直径：約18.5mm
・鑑定機関：NGC社
・グレード：MS64
・鑑定番号：3231554-007
・鑑定枚数：340枚（総枚数：1076枚）出品時

≫ 商品説明

1900年にデンマークから発行された人気の10クローネ金貨になります。

コインの表面には、デンマーク王のクリスチャン9世（在位期間：1863-1906年）が描かれ、発行年号の前にはデンマークの国章にもあるハートのミントマークがデザインされています。



裏面には、足元のイルカに国章の盾と王様の杖を持って着座した女神の姿が描かれています。

この女神とは、北欧神話における女神の1柱、豊饒の女神「フレイヤ」で、デンマークの豊作を司っているそうです。




一方、女神「フレイヤ」の足元のイルカから、この女神をマーメイドと呼ぶ人もいるようです。

デンマークのマーメイドといえば、コペンハーゲンの人魚像が有名ですし、イルカといえば、南デンマークで小型鯨類の追い込み漁が行われてきた歴史も知られています。



そして、デンマークの国章は、3頭の青いライオンと一緒に描かれた9個の赤いハートマークが特徴的です。

この国章の原型は、12世紀のクヌーズ4世のライオンの紋章に由来し、13世紀からライオンの紋章に王冠が加わり、16世紀に入り9個のハートが付け加えられたのだとか。

一方、クリスチャン9世は、デンマーク王であったフリードリッヒ7世に後継となる子がいなかったことから、遠い直系支族から運良く後継者となった王様で、

後に多くの子供を作って、娘たちはヨーロッパ諸王国に嫁がせ、息子たちは諸国王にするなど、デンマーク王でありながら「ヨーロッパの義父」と呼ばれていたそうです。

イギリス国王のジョージ5世、ロシア皇帝のニコライ2世、ノルウェー国王のホーコン7世、ギリシャ国王のコンスタンティノス1世もクリスチャン9世の孫にあたります。



1900年に発行されたこの10クローネ金貨。流通硬貨として204,000枚も発行されましたが、後に、その中から鑑定機関 NGC社のグレーディングに耐えられたものは1,076枚。

そして、今回の商品グレードはそのうち340枚。

目に触れることも多かった絵柄の素敵な人気のアンティークコインですが、高グレードのものは年々出回りづらくなりました。

ぜひこの機会に手に取っていただけたらと思います。

≫ 商品の
アンティークコインの性質上、同じものでも時を経てそれぞれに個性が出てきます。

今回の商品は120年以上前のものですが、経年劣化した金貨特有のカーボンスポット（赤い斑点）などもなく綺麗な
他の出品コインとも比較しながらご検討いただけたらと思います。



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